愛犬の栄養管理について
愛犬家の皆さんの中には「愛犬にどれくらいの量のご飯をあげたらいいんだろう」「水の飲み過ぎではなか」「手作りフードを作ってみたい」
と考えたことがあるのではないでしょうか?
これらの疑問は、愛犬の健康に関わることなので正確な知識を得たいですよね。
正確な知識を身につけるための、犬の栄養管理についての資格があるのを知っていますか?
犬とのブログで正しい情報を発信したいと思い、今回犬の管理栄養士の資格の勉強を始めました。
そこで今回は犬の栄養管理についての資格について解説したいと思います。
- 犬の栄養管理について
- 資格の種類や費用、取得までの期間
- なぜ犬の管理栄養士の資格を選んだのか
犬の栄養管理に関する資格
犬の栄養管理の資格は『日本ペット栄養学会』が主催しているペット栄養管理士と
『全日本動物専門教育協会』が主催している犬の管理栄養士の2種類があります。
犬の栄養管理、ドックフード、手作り料理に関することまで学ぶことができる
民間資格になります。
なぜ、ペット栄養管理士ではなく犬の管理栄養士を選んだのか
まずは、犬の栄養管理の資格2種類について解説したいと思います。
ペット栄養管理士
主催:一般社団法人日本ペット栄養学会(SAE)
専門的な知識を有していない一般的な方が受験資格を得るためには、都内の大学での講習会を3回受ける必要があります。
取得までの手順
ペット栄養管理士の資格は、下記の手順で交付されます。
- ペット栄養管理士認定試験に合格する
- 学会の会員に登録する
- 管理士名簿に登録する
受験資格
- 講習会の全ての教程(A・B・C)の3教程を修了したもの。
- 大学において獣医学、畜産学、農芸化学などの課程を修めたもの。在学生(獣医学科を除く)は、三年次の10月に受験資格を得る。
- 認定委員会が上記1・2と同等、もしくはそれ以上の資格を有すると認定したもの。
- 平成14年1月開催の「ペット栄養管理者創生講習会」受講者
大学や専門学校で獣医学や動物学の単位を取得している方は、2の受験資格を有しますが、
これから資格を取得したい方は1の講習会を受講して受験資格を得る必要があります。
資格取得にかかる費用
講習会受講料 | 22,500円 |
受験料 | 10,000円 |
登録手数料 | 10,000円 |
年会費 | 正会員 5,000円 学生会員 2,000円 |
資格更新 | 3年更新 3,000円 |
資格取得にかかる期間
大学・専門学校で獣医学系の単位を取得していない場合
受験資格を得るために、講習会(A・B・C)を受講する必要があり、開催頻度が年1回のため、受験資格を得るまでに最低でも1年かかります。
そこから試験を受けるため、最短でも約1年半ほどかかります。
犬の管理栄養士
一般的な方でも通信講座で資格が取得できるコースです。
テキストで勉強し、自宅で試験を行い、答案用紙を郵送し合格の場合資格取得ができます。
犬の管理栄養士以外も愛玩動物救命士や愛玩動物介護士など様々な資格の講座があります。
取得までの手順
犬の管理栄養士の資格は、以下の手順で交付されます
- ホームページ・メール・電話から申し込み
- 銀行振込かクレジット決済で支払い
- 教材を受け取り、受講開始(受講期間4ヶ月目安)
- 受講終了後、解答用紙を返送
- 採点後、合格の場合修了証発送
資格取得にかかる費用
受講料・教材費 | 30,000円 |
資格認定証書(希望時) | 11,000円 |
顔写真入り資格認定証(希望時) | 5,500円 |
資格更新 | 永久資格 |
犬の管理栄養士アドバンス
主催:一般社団法人全日本動物専門協会
犬の管理栄養士の他に犬の管理栄養士アドバンスという資格もあります
犬の管理栄養士は栄養学やドックフードの成分表の味方、エネルギー要求量やカロリーの計算方法の基礎が学べます。
犬の管理栄養士アドバンスでは成長ステージに適した栄養、病気に対する栄養管理や食事療法などが学べます。
受講料・教材費 | 60,000円 |
『犬の管理栄養士』と『犬の管理栄養士アドバンス』を同時申込で、両資格取得時に『犬の管理栄養士マスター』の資格認定証書を無料で発行をしていました。
なぜ犬の管理栄養士なのか
日本ペット栄養学会の講習会のスケジュールもそうですが、都内に行かないといけないため、断念しました。
全日本動物専門教育協会SAEの犬の管理栄養士は、自宅で好きなタイミングに勉強でき、比較的短期間で資格が取得ができるためSAEの資格を取得することにしました。
さらに、理解を深めたいため、さらに犬の管理栄養士アドバンスにも同時申込をしました。
新年度のキャンペーンをしており、金額が半額になっていたのも決め手でした。
まとめ
今回、資格を取るにあたって調べましたが、様々な民間資格が存在することがわかりました。
あの資格よりも、この資格の方が良いというのは一概には言えないと思います。
試験難易度もそうですが、資格取得までの期間、住んでいる場所、仕事をしながらでも取れるのかなど、条件がそれぞれ異なるからです。
自分の生活スタイルにあった資格に挑戦するのがおすすめです。
どの資格でも、ご自身の愛犬やわんちゃんを想って挑戦することには変わりません。
私もこれから頑張りますので、資格取得を目指す方は一緒に頑張りましょう!